33種のセクター(業種)で勝利をつかむ
セクター(業種)に注目したトレード手法をご紹介します。
海外市場の上昇・下落をきにせず、
「上昇期待セクター」と「下落警戒セクター」を組み合わせて
ダブルの利益を狙っていきましょう。
多くの個人投資家は「翌日値上がる可能性のある銘柄」を必死に探していることでしょう。
もちろんそのこと自体は間違いではありません。
しかし、必死に探し出して確信を持って保有した銘柄でも、日経平均全体の下げには逆らえず下げてしまったという経験はありませんか?
この「上昇期待銘柄を買い」「下落警戒銘柄を売る」ということでリスクを減らし、
時には両得を狙うという考え方は「サヤ取り」というひとつの投資手法として有名です。
しかし、今回ご紹介する手法は、単に「騰がりそうな銘柄」「下がりそうな銘柄」を見つけ出すというものではありません。
相対的に「騰がる可能性の高い銘柄」「下がる可能性の高い銘柄」を見つけ続けるための、ポイントがあるのです。
業種別騰落ランキングで2日続けて上昇率上位3業種に入る業種はごく稀です。
むしろ、前日に上昇率ランキングで上昇率上位にランクされた業種は、
翌営業日は上昇率下位にランクされることさえあります。
上昇した業種が翌日も強く上昇するわけではない。
「むしろ相場をけん引する主役は入れ替わる」
ということです。
相場を牽引する主役は日々入れ替わる
このことからも、短期で利益を上げたいと願うならば、上昇した業種・銘柄を翌日に買うことはあまり魅力のないことだということがご理解いただけると思います。
一方、日々の騰落率ランキング下位の業種が、翌日も下位にあることもほぼありません。
すなわち、言いたいことは
- 上昇期待銘柄を下落セクターから選ぶ
- 下落警戒銘柄を上昇セクターから選ぶ
ということです。
また、「買い」銘柄と「空売り」銘柄が両方とも上昇したときでも、「買い」銘柄のほうが比較的「空売り」銘柄よりも上昇率が高く、また両方とも下落したときは「空売り」銘柄のほうが「買い」銘柄よりも下落率が高くなる傾向があり、そのため損失を相殺し、利益が残る可能性があるのです。
つまり、この投資法は「相場全体が上げても下げても利益を出す可能性」を追求したものなのです。
そして、重要なことは、毎日のようにエントリーチャンスがあるということです。
大引けにエントリーして翌日の前引けに決済するわけですから、その資金で再び当日投資することができます。
この手法は、14時30分に業種別株価指数ランキングを確認することからはじめて、「買い」銘柄、「空売り」銘柄を抽出して「引成」で発注。
この間、30分です。
そして翌日、前場のうちに保有するポジションすべてに対して前引けに「引成」で決済します。
これにはものの数分もあれば大丈夫です。
併せて、1日に30数分でトレードが完結する時間効率のよさ。
それがこの手法です。
業種のセレクトルール
- 33業種の把握
- 売買対象の業種を選ぶ
- 売買可能日
- 売買タイミング
個別銘柄の選び方
- 全体的な概要
- 個別銘柄のスクリーニング
- 最終的な銘柄の選び方
2013/05/31 12:54 PM | カテゴリー:本や情報商材
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